2024年01月11日
ピアノ競売で被災者支援
X JAPANのYOSHIKIさんが、ロサンゼルス・ハリウッドにある映画館「TCLチャイニーズ・シアター」前の広場で刻まれた手形・足形の完成をお披露目するセレモニーに出席し、スピーチで能登半島被災者への支援として、愛用のクリスタルピアノをチャリティーオークションにかけ、売上全額を寄付することを発表しました。
昨年9月、日本人として初めて「TCLチャイニーズ・シアター」で手形・足形を刻印し、同劇場約100年の歴史の中で、名誉ある賞を受賞した約300人のアーティストの1人となり、その後、「YOSHIKI CLASSICAL 10th Anniversary World Tour with Orchestra 2023 ‘REQUIEM’」として、10月13日に英国のロイヤルアルバートホール、20日に米国ドルビーシアター、28日に米カーネギーホールでコンサートを行い、歴史的な3会場すべてで公演を行ったのは日本人では初めての快挙を達成しました。
歴史的公演を今は亡き父母、そしてX JAPANのメンバーだったHIDEとTAIJIにささげるため全力で駆け抜けたのですが、充実感に浸る間もなく、昨年10月29日に同じくメンバーだったHEATHさんが死去、さらに11月には、長年にわたりアメリカでの活動を支えてくれたマネジャーの訃報にも接し「今でもどのように悲しみを乗り越えていいか分からない。両親の息子として、X JAPANのリーダーとして、この痛みはどのようにして乗り越えていいか分かりません」と涙ぐみました。
しかし、つらい思いは年が明けても続き、「1月1日にまた、さらに悲しいニュースが舞い込みました。能登半島地震のニュースを受け、私自身も非常に心を痛めています」と沈痛な面持ちを語り、今月4日には地震の被災地支援のため、自身が運営する米国非営利公益法人501(c)(3)「YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」を通じ、1,000万円を日本赤十字社に寄付し、継続的に支援していくようで、「このイベントを機会に、何かお返しがしたいと思っています。本日、決めたのですが、自分自身のクリスタルピアノを寄付することに決めました。これを機に、能登半島地震の被災者の方に役立てて欲しいと思います」とスピーチしました。